7分づき米は体に悪くて危険?デメリットは?
玄米のようなボソボソとした食感がなく食べやすい7分づき米ですが、体に悪い、危険といった声も上がっています。
玄米は栄養価が高く健康食材として有名ですが、消化吸収しづらいというデメリットもあります。
また体に悪い、危険と言われている理由の1つがアブシジン酸とフィジン酸という成分です。
アブシジン酸は植物性ホルモンで摂取することで体を冷え免疫が低下するという意見があります。
これは少し言い過ぎな部分もあります。
アブシジン酸は活性酸素の発生を促す作用があり、一般的には活性酸素は生活習慣病や老化の原因になるというイメージが強いかと思います。
しかし活性酸素は体内の免疫機能や感染防止の役割も果たしているので体に悪いと決めつけるのは良くありません。
活性酸素の発生を促すから危険という考え方は少し早とちりかもしれませんね。
フィジン酸は有機リン酸化合物という成分で水に溶けにくい性質があります。
そのためフィジン酸と結合したミネラルなどが吸収されにくくなってしまうという考え方があります。
これは逆に言えば有害な物質を吸収せずに排出するという考え方もできます。
ミネラルは野菜やわかめなどにも多く含まれているので他の食材で補うのも良いでしょう。
危険や体に悪いというのは少し言い過ぎな部分もありますし、細かなことを言っていたらほとんどの食材を食べることができなくなってしまいますのでキリがありません。
しかし健康に良いからといって食べ過ぎは体に悪いので注意しましょう笑
また人によっては玄米は体に合わない方もいらっしゃると思います。
分づき米を食べて気分が悪くなったり、体調が悪いと感じた方は白米に戻すことをおすすめします。