ピンク筋肉とは?
ピンク筋肉は知らなくても赤い筋肉、白い筋肉は聞いたことがあるかと思います。
いわゆる遅筋、速筋のことですね!
遅筋と速筋はそれぞれ筋肉の収縮速度の違いで分けることができます。
遅筋は収縮速度が遅いですが、代わりに収縮をたくさんしても疲れにくく持久力があるのが特徴で、マラソン選手などに多いと言われています。
魚に例えるとマグロですね!
マグロは回遊魚のため広い海を絶えず動きながら成長をするため持久力のある遅筋が占める割合が多いのです。
みなさん実はマグロは生涯泳ぐことを止めることができないのをご存知ですか?
泳ぐことを止めてしまうと死んでしまうのです。
ろくでなしブルース
葛西はマグロ pic.twitter.com/uYZANtInlF— にゃふー (@nikutamapuni2) 2019年2月21日
なんだかかっこいいですよね笑
遅筋のことを専門的な言葉で言うとタイプⅠ線繊維と呼びます。
なんだか難しいですよね笑
なぜ遅筋が赤いのかと言うと遅筋は酸素を蓄える働きをするミオグロビンという成分がたくさん含まれており、鉄分を多く含んでいるため赤い色をしているのです。
マグロはミオグロビンが蓄えた酸素を使ってエネルギーを生み出すのです。
だからマグロの刺身は赤いのです!
それに対して速筋は瞬発的な力が特徴で100m走などの選手に多く、遅筋に比べて持久力がない筋肉です。
魚に例えると鯛やカレイなどの白身魚のことですね。
鯛やカレイは砂場などに隠れて獲物が近くに来た時に瞬時に動き捕らえることができるのです。
速筋は専門的にはタイプⅡb線維と呼びます。
とりあえず鯛やカレイなどの白身魚を連想し、瞬発力があるのが速筋と覚えておけば良いでしょう!笑
そんな遅筋(白い筋肉)と速筋(赤い筋肉)の中間なのがピンク筋肉で両方の特徴を兼ね備えたハイブリットな筋肉なのです!
専門的にはタイプⅠⅠa線維と呼びます。
ピンク筋肉は白い筋肉に赤いミトコンドリアが増えることでピンク色へと変化するのです。
しなやかで瞬発力もあり、持久力もある素晴らしい筋肉です。
お気付ですか?またマグロの話になってしまいますが、ピンク色をしているトロはまさにピンク筋肉なのです!
マグロは絶えず泳ぐために遅筋が必要ですが、瞬間的に100キロ以上の速さで泳ぐこともできるのです。
美味しいだけでなくスポーツ的にもトロは素晴らしいのです笑